About Us
司延子は「児童舞踊」をルーツとするモダンバレエ振付家のひとりです。
昭和6年に東京で産まれた延子は、昭和15年春に丸岡嶺氏に師事し児童舞踊に出会いました。
3年後の昭和18年には現在の東京新聞舞踊コンクールで第1位入賞。その後連続入賞。
10代で「司現代舞踊研究所」という自らの教室を開設し、児童舞踊の世界で活躍してきた彼女は、自由に作品づくりがしたいという思いと、子供だけでなく大人も楽しめるようなバレエを創作したいという思いから多種多様な作品を数多く創作し『モダンバレエ&ジャズバレエ』という独自の舞踊世界を創りあげました。
その舞踊創作活動と後進育成は80年以上にわたり、今も同研究所師範の司紘臣と共に毎年新作を創作し続けています。多くの弟子や数千人以上に及ぶ生徒たちと共に創りあげてきた数々の舞台は、バレエを見たことが無い人にも幾つもの感動を与え、その創作性の幅の広さと芸術性の高さは各界でも評価をうけています。
一般社団法人 司延子モダンバレエ
代表理事 司延子
モダンバレエとは「クラシック(=古典)バレエ」のような数百年の歴史を受け継ぐ、全幕物のようなものではなく、「モダン=現代」という言葉通りに、今を生きる振付家が、目の前の生徒や踊り手のレベルや世代を考慮したうえで、音楽やテーマを選び、舞踊作品を創作しく舞台芸術です。つま先立ちするためのトウシューズは使わずに、全身を使って表現します。
児童舞踊とは、子どもの健やかな発育と、子どもらしい表現力を育むことを目的に、明治・大正時代に学校教育の中で行われてきたものです。司モダンバレエの教室では、この児童舞踊を創業以来、時代の変化の中で変わっていく子どもたちの心やからだのニーズに合わせ踊りを創作し、普及・継承してきました。
子供も大人と同じ動きを目指す、ダンスやスポーツが多い中、司延子モダンバレエの子供達のクラスは、子供だからこそ出来る表現や踊りの「児童舞踊」があります。子供たちの活発さや愛らしさを引き出す様々なジャンルの踊りを、子供たちは生き生きとレッスンして踊っています。
司モダンバレエが創作する作品の種類は多種多様です。それらの振付を踊れるようになるためには、自分自身の体を自由自在にコントロール出来るようになる必要があります。美しく正しい姿勢を習得させ、正しい体の動かし方を生徒に理解させ、実践するための訓練を行っています(=TSUKASAメソッドに基づいて指導しています)。
創業時から司延子は、独自に開発してきた練習法に基づき、多くの生徒やバレエダンサーを養成し、生徒達に踊る喜びを指導してきました。司モダンバレエ教室には、創業時から長年の歴史の中で培ってきた、幼児~児童、大人生徒や、プロ養成のためのその指導法が根底にありますが、それに加えて、1990年代以降、立命館大学モダンジャズバレエ部など高校・大学等からモダンバレエ部及びダンス部の技術顧問としての指導依頼を多数受けるようになりました。「初心者の部員への指導」をきっかけに、成人になってから踊り始める人への安全で効率的な指導法や、さらに50代以上を対象にしたモダンバレエクラスの指導では、安全かつ楽しみながらバレエを修得できるためのレッスン指導法の開発など、振付家と現場の教師陣で日々研究を重ね実践指導と改良を経て約30年をかけて2018 年にTSUKASAメソッドとして確立しました。現代の子ども達の心身は2020年以降さらに変化をしています。TSUKASAメソッドは今後も改良し続けていきます。
バレエが踊れるようになるための訓練(正しい姿勢や、体の動かし方を正しく身につけること)は、そのために必要な筋力や柔軟性、調整力等を適度に強化する事に繋がるため、それらは人間が生涯快適に生活するためのQOL力向上や、すべての舞踊・スポーツの基礎に通じることでしょう。
【TSUKASAメソッドの主な特徴】
TSUKASAメソッドの元、モダンバレエのお稽古を通じて人生をより豊かに
モダンバレエでは、本来トゥシューズ(爪先立ちで踊るために作られた爪先部分に硬い材質が入った硬質のバレエシューズのこと)は履きません。成長期のお子様の足の健康を守るために、普段は革製の柔らかいバレエシューズでレッスンを行い、舞台では作品によって裸足になったり、布のサテンシューズを使用します。
司モダンバレエ教室が「週1回でも継続可能」なのは、このトゥシューズを履くための訓練を必要としないからでもあります。クラシックバレエ教室では、トゥシューズが履ける年代になったら、週2~4回の練習が必須になります。その理由は、爪先立ちして踊るための技術を習得するための特別な訓練が必要となるためです。体重が重くなれば、不安定なトゥシューズで何回転も回ったり飛んだりすることは危険です。食事制限も行い体型も維持せねばなりません。クラシックバレエは荘厳で大変美しい世界ですが、成長期の子どもにとっては過酷な訓練ともなり得ます。
ちなみに司モダンバレエにも、妖精やワルツ、少女時代のかわいい作品が多数ありますが、その時は、裸足や、布のバレエシューズで踊ることになります。足の健康を保てることや週1回のお稽古で続けれられることは、司モダンバレエの特色の一つとなっています。
本部及び各支部教室でクラス指導を行っているのは、TSUKASAメソッドの指導法を修得し、自らも現役でステージに立つ舞踊家たち。振付家司延子/司紘臣先生のもと、踊り方や、指導法を学び日々舞踊研鑽を行っています。
~私達と一緒にモダンバレエを楽しみましょう!~
お稽古をしているスタジオでは、指導者と生徒達の元気な声で活気に満ちています。生徒さんは、真面目で熱心な方が多いのも司モダンバレエの特徴の一つです。受け入れクラスの年齢幅が広いことで、下は2歳~上は90代の方まで、多世代の生徒さんたちが、お稽古を楽しまれています。
また中には、体幹強化やバレエの基礎的な動きが他のパフォーマンスへ良い影響がある等の理由から、空手家の方やピア二ストなど、他ジャンルの方も多く習いに来られています。
バレエが全く初めてで不安という方、昔やっていたけど復活したい!など、ご興味のある方は是非お気軽にご相談ください。
ほぼ全クラスで、無料体験レッスンを受付中です!
Company Profile
社名
一般社団法人 司延子モダンバレエ
(屋号:司モダンバレエ教室)
代表理事
代表理事 司 延子
代表理事 司 紘臣
役員
理事 森下 加代子
理事 増田 晶子
事業目的
日本において明治~大正時代に始まった身体表現のひとつである児童舞踊の普及、研究、振興、保全を図るとともに、児童舞踊をはじめとする様々な舞踊要素との融合により、司延子が独自に確立させたモダンジャズバレエの研究開発と継承、後継者育成などに関する事業を行い、わが国の芸術文化の進展に寄与することを目的とする
事業内容
所在地
関西本部スタジオ・事務局
〒604-0931
京都府京都市中京区榎木町87-1 河二ビル2F
電話番号 075-222-0670
関東スタジオ
〒250-0011
神奈川県小田原市栄町1-5-18 オレンヂビル6F
電話番号 0465-47-2979
関東事務局
〒256-0813
神奈川県小田原市前川89-6
電話番号 0465-47-2979